コラム

2025.11.6 相続

任意後見監督人の役割は？

監督人の主な役割は、①任意後見人が契約内容に沿って適切に業務を行っているか監督することと（監督行為）、②本人と任意後見人の間に利益相反が生じた場合に本人を代理することです（利益相反時における本人代理）。さらに、③監督人は、任意後見人から財産目録などを提出させて業務の報告を受け、家庭裁判所にも定期的に報告を行います（家庭裁判所への報告義務）。